暮らしの基本、家計簿を見直そう

家計簿
家計簿をつけているご家庭は年々減っているといわれています。
しかし家計をしっかりと切り盛りしていくためには、細かくチェックをする必要があるため家計簿の存在は必要不可欠です。
近年では手書きではなく、スマホのアプリケーションなどを活用することもできるのでまずは家計簿を見直して無駄な部分は省いていきましょう。

年間を通じて出費の多いタイミングを知る

家計簿をつけていると、1年間を通じてどのタイミングで出費が多くなるのかが明確にわかってきます。
例えば入学や進学などのある4月をはじめとして、エアコンを使い始める夏場、その他にも暖房器具を使用する冬場などはどうしても出費が多くなるでしょう。特に冬場は年末年始などもあるため、こういったタイミングから家計の大きく圧迫されてしまうこともあります。

もっとも支出の多いタイミングを把握することでうまく節約につなげることができます。
特に出費が多くなっているときはなぜ高くなっているのかを見つめてみることで、直接的な節約につなげることができるでしょう。

前述したように、冷暖房器具をはじめとして外出が多くなるなどと言うのも行き先をじっくり検討するだけで大幅な節約になります。
人気のあるテーマパークやレジャーランドばかりではなく、ご家族揃って遊びに出かけられるような無料の公園またはミュージアムなどに変更することで入場料や現地での食事に関しても費用に大きな違いが出ます。

月々変動する光熱費は節約の対象にする

必ず決まった料金が必要になる支出と月々の料金が変動する支出があります。
変動する支出の中には光熱費をはじめ食品や交際費等がありますが、このように変動するものの中から、節約できる部分を探していきましょう。

光熱費に関しても、家族全員が節約を心がけるようにするだけで月々数百円からそれ以上のカットになるケースも少なくありません。
何も考えず、知らず知らず使っていればどんどん料金は加算されていく一方ですから、意識するだけでも違いが出てきます。
衣類をはじめとして、その他雑貨についても安売りをしているからとついつい溜め込んでしまい実際にはさほど使っていないというものなどはありませんか?

特に掃除用品などがリーズナブルに販売されていると衝動買いをしてしまい、1回使っただけでその後は戸棚の奥に収納したままというケースもあります。
ご家族でお買い物に出かける際にも衝動買いを避けるようにと、しっかり話し合ってから出かけましょう。

1週間ごとに家計簿と見つめ合う

家計簿を毎日つけている方は1週間ごとに必ずチェックを入れましょう。
そうすることによって、使いすぎてしまった部分が明確に見えてきます。
出費が多かったと感じるときには、翌週で出費を抑えるようにコントロールしていけば上手なバランスをとることにつながります。