マラソンを始めてみる

マラソンをするメリットって何?

ここ数年、マラソン人口は増えています。
朝や夜、道を走る人もいますが、家やジムのルームランナーで頑張るという人もいるでしょう。
そのように人気の高いマラソンのメリットについて、考えてみます。

マラソンは長い距離を走りますから、息は絶え絶えになり苦しいものです。
そして、選手ともなると、そのタイムを出すためにより頑張らなければなりませんから持久力はもちろん持続力も養われます。

そのような力は、他のスポーツを行う上でも大事ですが、スポーツ以外の日常生活でも発揮できるものです。
たとえば、受験勉強などのようにコツコツとした積み重ねが大事という場面でマラソンで鍛えた持久力や持続力の精神が発揮できます。
特に受験生ともなると、試験日までの長い期間の日々の勉強が結果を出すものですから、例えて言えばマラソンのようなものです。
ゴールを目指して、どんなに苦しくても投げ出さないで頑張るという持久力は勉強や仕事においても同じでしょう。

そのような力を養えるというのは、マラソンの大きなメリットです。
つまり、マラソンはタイムを上げるという結果につながる事も大事ですが、日々の練習がさらに大事という事になります。

マラソンを始めるうえでの注意点って?

マラソンの注意点というと、まずは靴です。
足に合うラン二ング専用のものを選ぶようにしてください。
その際、専門店で店員に相談しながら選ぶと安心です。
サイズの合わない物ですと、靴擦れを起こして内出血してしまう可能性がありますから、気を付けなければいけません。

次に正しいフォームで走るという事です。
これは、自分で走っているとわからないものですから、第三者にチェックしてもらうと良いでしょう。
基本は背筋、腰はまっすぐ、走行中は腰やへそ周りに重心を置くという感じで重心を前に出すようにするのです。
踵から地面につき、親指の付け根からつま先へ体重を移動させるようにして走ります。

また、筋トレやストレッチを欠かさないようにすることも大事です。
これらを怠ってしまうと、足底筋に負担がかかるので土ふまずや膝を痛め、腰を悪くしてしまいます。
かならず、ラン二にング前後にストレッチや柔軟体操をして下さい。

そして、膝を傷めないように無理しないことが大事になります。
膝にサポーターをまいたり、テーピングやランニングタイツを使うのもおすすめです。
マラソンは膝に大きな負担を掛けますから、最初はむりはせずにウォーキングから始めると良いでしょう。

そして、休息はかならず取り、水分摂取を欠かさないようにすることです。
特に夏は要注意で、気をつけないと熱中症になります。
「喉が渇いた」と思ったらすでに水分不足ですから、そう思う前に水分補給をしたほうが良いです。