節約できる冷蔵庫の使い方

温度設定を調節するのは大事

皆様は冷蔵庫の温度設定をどのくらいにしていますか。
実は節約のために、まず大事にしたいのは温度設定の調節だということをご存知ないという人は多い様で私自身も最近知った事です。
何と、温度設定を気にするだけで年間61.5kWhでき1,598円の節約になります。
1,598円って、主婦から見ると買い物1回分という金額ですから侮れません。

では、実際にどのような温度設定にすればいいかというのは環境省からの提案からご紹介します。
環境省によると、冷蔵庫の設定温度を「中」にすると上記のような節約になるとのことです。
普段、冷蔵庫の温度は「強」にしがちというご家庭多いのではないでしょうか。
我が家も「強」派でしたが、この話を聞いてからは「中」にしています。

食品を詰め込まないようにしたい

庫内に食品を詰め込み過ぎてはいけないということはよく言われますが、やってしまいがちです。
主婦の皆様ならばおわかりでしょうが、「大安売り」とか「2個買うと〇円でお得」などという誘い文句につられてつい、まだ使わないようなものまで買ってしまうことってあるのではないでしょうか。
そうすると、まだ使わない予備の食品で冷蔵庫がパンパンの詰め込み過ぎ状態になってしまいます。
実は、この状態は電気代を高くするのです。

食品を詰め込み過ぎると庫内の冷気の循環が悪くなり、よりエネルギーを使うために電気代が高くなるのです。
また、食材を探すのにも時間がかかるでしょうから開閉の時間も長くなり、その分電気代がかかります。
そう考えますと、せっかく安い食材を買い込んでも電気代を払わなければならないので、元も子もなくなるようです。
詰め込み量を半分に減らすだけで、何と年間で43.8kWh約1,134円も節約できますから、どちらがお得かよく考える必要があります。

扉の開閉時間や回数を減らそう

扉の開閉時間や回数は普段余り考えないものですが、減らすことで節約できるってご存知でしょうか。
冷蔵庫の開閉時間が長い、開閉回数が多いとなるとその分冷気が外にでてしまいますから、再度冷やすのにエネルギーを使います。
その結果、電気代が高くなってしまうのですが、つい無意識に冷蔵庫を開閉してしまうものです。

省エネルギ―センターによると、こういった開閉の時間や回数を抑えることによって年間16.5kWhの節約になり、お金にすると427円電気代を安くできます。
こういったことを合わせて考えますと、温度設定の調整+詰め込み過ぎの調整+扉の開閉の調整=1598+1134+427という式が成り立ちます。
1598+1134+427=3159ですから、この3点に気を配るだけで年間3159円の節約です。
この他にも節約方法はありますので、検討してみるのも良いのではないでしょうか。